崖の上のポニョでは宗介が持っていたおもちゃのポンポン船をポニョが魔法で大きくして、二人が乗って走り出します。
おもちゃのポンポン船を大型にして人が乗って走れたら楽しいだろうなと多くの人が考えているようです。
私はそんな夢に挑戦しました。まず、外径19mm、長さ1300mmのアルミニウムの直管3本を平行に並べたエンジンを作り、1mの大きさの船に乗せて、走らせることに成功しました。
その後、銅板を箱状に加工してダイアフラム式のエンジンを作り、カセットコンロを熱源として使って走らせる大型船を作りました。
このエンジンはボイラー内の蒸気の圧力変化によって、ダイアフラム部分がふくれたりへこんだりして、ボコボコと音が出るので、
本来のポンポン船らしい感じがします。
更に、テレビ局の依頼で人が乗って走るポンポン船の製作に挑み、人が乗って走る船を完成させました。
私は魔法が使えないので、ポニョと宗介のポンポン船のようにおもちゃのポンポン船をそのままスケールアップすることは困難でしたので、デザインは相当異なっていますが、ともかくも人を乗せて水上を走りました。
大型ポンポン船についての詳しい内容は別のHPで紹介していますので、興味がある方そちらをご覧ください。