おわりに
初めは動かなかったものが試行錯誤を繰り返しながらノウハウを得て、動き出すということに感動できた。また、実験を繰り返す中で動作原理がより分かるようになり、さらに工夫できるという点にスターリングエンジン模型の奥深さも感じた。まだまだ、改良点や課題がある。例えば、ビー玉エンジンや模型自動車のパワーピストンとなる注射器の入手が一般では困難なこと、高価なことから他のもので代用できないかということ。さらに、模型自動車の動きをよくするための改良。模型自動車だけでなく、低温度差で動く模型の製作など、まだまだ発展性がある。スターリングエンジンは外燃機関であるために、化石燃料に代わる太陽熱などのクリーンエネルギーを用いることも考えられ。化石燃料の消費増大、それに伴う騒音、振動に対しての対策としても様々な方面から注目されている。環境問題という側面からもアプローチし、これからもこのスターリングエンジン模型に親しみ、さらなる発展を目指したいと考える。
参考文献
1) ターリングエンジン製作マニュアル(松尾政弘 編 誠文堂新光社 2001年)
2) 模型スターリングエンジン(岩本昭一 監修 山海堂 2000年)
3) CD-ROM オリジナルスターリングエンジン(小林義行制作 2002年)